忍者ブログ
HID編カー用品レビュー -Car Life Style Design-
H.I.DとはHigh Intensity Discharged lampの略で、キセノンまたはディスチャージなどと呼ばれる明るいヘッドライトのことです。ハロゲンランプの数倍の明るさと消費電力の低さ、更にフィラメントがないため長寿命と言われ、注目を集める次世代ランプシステムです。後悔しないHID選びのポイントを、基本的なことから解説していきます。


2025/04/22
「[PR]」

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



2012/03/19
「「バーナー・バルブについてHIDの質問・疑問Q&A[カー用品レビュー]003」」

~明るさを決める一つのポイント~
HIDのメインの部分といえば、バーナーとも言われる「バルブ」ですが、普通のハロゲンバルブと基本的に構造が違います。まずは供給される電圧が違いますし、消費電力も明るさも全然違います。

HIDのバルブがバーナーといわれるのも高電圧を供給され、点火されるように放電し発光するするからです。高電圧を供給するのも「イグナイター」と呼ばれる点火装置の機能を内蔵したバラストが用いられ、単に点灯というよりは放電し発光している火を入れられているイメージです。

バルブによって発光する光の色や明るさが違いますので、選ぶのも楽しいですし特徴もありますのでポイントを押さえていかなければいけません。その一つが色温度です。

色温度とは簡単に言うと光の色で、低いほど赤や黄色などの暖色になり、高くなるほど青などの寒色になります。光の色は透過性や単純に見やすさに影響する重要なもので、ファッション性にも関連します。

霧など見通しの悪い状況でも一番遠くまで届く光は赤や黄色などの色温度の低い光の波長です。信号の赤色やブレーキランプは、重要度が高く識別しやすいように遠くまで届く赤色が用いられています。

それに対しヘッドライトに用いられるのは太陽光などに近い白い光が主流になっています。波長の長い光に比べれば、視界の悪いときに遠くまで光が届きにくい色温度なんですが、明るく感じる波長といわれます。

具体的には6000K(ケルビン)くらいを標準としてそれより低い場合は黄色の光で、高いと次第に青くなっていきます。霧などの視界が悪い場合はフォグランプなどの黄色の光を使用するのも一つの選択肢です。ですのでヘッドライトをHIDにするならフォグランプなどのサブのランプは色温度の低いバルブを組み合わせるのもいいと思います。

あと取り付けに関して重要な点は、車種によって異なる口金などの物理的な形状の違いです。H4などハイロー切り替え式もあればH1とH3、H7などを組み合わせた4灯式もあるでしょう。そして純正でHIDを装着してある車は純正交換タイプのD1SやD2K、D3S、D4Kなどがあります。

もしハロゲンから社外品を後付するなら、交換用のバルブが単品で販売されているかも確認したほうがよいでしょう。長寿命といっても永久的ではないので、万が一の故障や寿命による交換は可能性として考えておき、交換にかかるコストや入手できなくなるリスクも覚えておきましょう。

もっと知りたい!HID編カー用品レビュー

拍手[0回]

PR


Comments(0) | HID

コメントを投稿する






   ホーム    メリット・デメリットについてHIDの質問・疑問Q&A[カー用品レビュー]002 >>
Design by basei,koe twi