「「バーナー・バルブについてHIDの質問・疑問Q&A[カー用品レビュー]003」」
~明るさを決める一つのポイント~
HIDのメインの部分といえば、バーナーとも言われる「バルブ」ですが、普通のハロゲンバルブと基本的に構造が違います。まずは供給される電圧が違いますし、消費電力も明るさも全然違います。
HIDのバルブがバーナーといわれるのも高電圧を供給され、点火されるように放電し発光するするからです。高電圧を供給するのも「イグナイター」と呼ばれる点火装置の機能を内蔵したバラストが用いられ、単に点灯というよりは放電し発光している火を入れられているイメージです。
バルブによって発光する光の色や明るさが違いますので、選ぶのも楽しいですし特徴もありますのでポイントを押さえていかなければいけません。その一つが色温度です。
色温度とは簡単に言うと光の色で、低いほど赤や黄色などの暖色になり、高くなるほど青などの寒色になります。光の色は透過性や単純に見やすさに影響する重要なもので、ファッション性にも関連します。
霧など見通しの悪い状況でも一番遠くまで届く光は赤や黄色などの色温度の低い光の波長です。信号の赤色やブレーキランプは、重要度が高く識別しやすいように遠くまで届く赤色が用いられています。
それに対しヘッドライトに用いられるのは太陽光などに近い白い光が主流になっています。波長の長い光に比べれば、視界の悪いときに遠くまで光が届きにくい色温度なんですが、明るく感じる波長といわれます。
具体的には6000K(ケルビン)くらいを標準としてそれより低い場合は黄色の光で、高いと次第に青くなっていきます。霧などの視界が悪い場合はフォグランプなどの黄色の光を使用するのも一つの選択肢です。ですのでヘッドライトをHIDにするならフォグランプなどのサブのランプは色温度の低いバルブを組み合わせるのもいいと思います。
あと取り付けに関して重要な点は、車種によって異なる口金などの物理的な形状の違いです。H4などハイロー切り替え式もあればH1とH3、H7などを組み合わせた4灯式もあるでしょう。そして純正でHIDを装着してある車は純正交換タイプのD1SやD2K、D3S、D4Kなどがあります。
もしハロゲンから社外品を後付するなら、交換用のバルブが単品で販売されているかも確認したほうがよいでしょう。長寿命といっても永久的ではないので、万が一の故障や寿命による交換は可能性として考えておき、交換にかかるコストや入手できなくなるリスクも覚えておきましょう。
もっと知りたい!HID編カー用品レビュー
~明るさを決める一つのポイント~
HIDのメインの部分といえば、バーナーとも言われる「バルブ」ですが、普通のハロゲンバルブと基本的に構造が違います。まずは供給される電圧が違いますし、消費電力も明るさも全然違います。
HIDのバルブがバーナーといわれるのも高電圧を供給され、点火されるように放電し発光するするからです。高電圧を供給するのも「イグナイター」と呼ばれる点火装置の機能を内蔵したバラストが用いられ、単に点灯というよりは放電し発光している火を入れられているイメージです。
バルブによって発光する光の色や明るさが違いますので、選ぶのも楽しいですし特徴もありますのでポイントを押さえていかなければいけません。その一つが色温度です。
色温度とは簡単に言うと光の色で、低いほど赤や黄色などの暖色になり、高くなるほど青などの寒色になります。光の色は透過性や単純に見やすさに影響する重要なもので、ファッション性にも関連します。
霧など見通しの悪い状況でも一番遠くまで届く光は赤や黄色などの色温度の低い光の波長です。信号の赤色やブレーキランプは、重要度が高く識別しやすいように遠くまで届く赤色が用いられています。
それに対しヘッドライトに用いられるのは太陽光などに近い白い光が主流になっています。波長の長い光に比べれば、視界の悪いときに遠くまで光が届きにくい色温度なんですが、明るく感じる波長といわれます。
具体的には6000K(ケルビン)くらいを標準としてそれより低い場合は黄色の光で、高いと次第に青くなっていきます。霧などの視界が悪い場合はフォグランプなどの黄色の光を使用するのも一つの選択肢です。ですのでヘッドライトをHIDにするならフォグランプなどのサブのランプは色温度の低いバルブを組み合わせるのもいいと思います。
あと取り付けに関して重要な点は、車種によって異なる口金などの物理的な形状の違いです。H4などハイロー切り替え式もあればH1とH3、H7などを組み合わせた4灯式もあるでしょう。そして純正でHIDを装着してある車は純正交換タイプのD1SやD2K、D3S、D4Kなどがあります。
もしハロゲンから社外品を後付するなら、交換用のバルブが単品で販売されているかも確認したほうがよいでしょう。長寿命といっても永久的ではないので、万が一の故障や寿命による交換は可能性として考えておき、交換にかかるコストや入手できなくなるリスクも覚えておきましょう。
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「メリット・デメリットについてHIDの質問・疑問Q&A[カー用品レビュー]002」
~高輝度放電灯~
HIDのメリットと言えば大きく3つ挙げることができるでしょう。ヘッドライトをハロゲンから交換することで、非常に明るくなりますし、交換サイクルが長くなるつまり寿命が延びます。あとは消費電力が少なく省電力ということです。
以上がメリットとしてわかりやすい大きな点でしょう。デメリットを挙げるとすれば価格、配光調整、故障となるでしょうか。以前は高価な社外品でしたが、今は純正で装備している車種も登場するなど、一般的になってきましたね。
後付でハロゲンからHIDに交換すると一番の問題となるのが配光かもしれません。明るくなるメリットの副作用として明るすぎて対向車に迷惑がかかるということがあります。施工などにより光軸がずれてしまったり、光が拡散するなど車種やバルブの違いで個体差があります。
故障が目立つのもハロゲンに比べて複雑なシステムが必要なHIDのデメリットといえるでしょう。品質の悪いものを使えば故障の確率は増えますし、性能にもバラつきがあるようです。
もちろん品質がよく故障もせずに交換するメリットを感じられる製品もたくさんあります。有名メーカーを選べばまず問題ないですし、保証もしっかりしているところがほとんどです。
明るさはハロゲンの3から6倍とも言われ、ヘッドライトが照らす範囲が大きく広がり、周りや遠くまで鮮明に見えるようになります。夜は視界が狭くなりそうですが、明るいと昼間のように安全を確保することができます。しかしこれは配光がちゃんとしている場合の話ですけどね。
あとホワイトのビームや少し青味がかった光のドレスアップを楽しめるのも特徴のひとつです。幅広い色温度の選択肢があり、バルブ交換によって簡単にケルビン数を変えられるので、車種と用途に合った光を選択できます。
一つ注意したいことは6000Kを超える青白い光は車検に通らないことがあり、雨などの視界の悪いときには遠くまで光が届かない特徴によって極端に暗くなってしまうことがあるので気をつけましょう。
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~高輝度放電灯~
HIDのメリットと言えば大きく3つ挙げることができるでしょう。ヘッドライトをハロゲンから交換することで、非常に明るくなりますし、交換サイクルが長くなるつまり寿命が延びます。あとは消費電力が少なく省電力ということです。
以上がメリットとしてわかりやすい大きな点でしょう。デメリットを挙げるとすれば価格、配光調整、故障となるでしょうか。以前は高価な社外品でしたが、今は純正で装備している車種も登場するなど、一般的になってきましたね。
後付でハロゲンからHIDに交換すると一番の問題となるのが配光かもしれません。明るくなるメリットの副作用として明るすぎて対向車に迷惑がかかるということがあります。施工などにより光軸がずれてしまったり、光が拡散するなど車種やバルブの違いで個体差があります。
故障が目立つのもハロゲンに比べて複雑なシステムが必要なHIDのデメリットといえるでしょう。品質の悪いものを使えば故障の確率は増えますし、性能にもバラつきがあるようです。
もちろん品質がよく故障もせずに交換するメリットを感じられる製品もたくさんあります。有名メーカーを選べばまず問題ないですし、保証もしっかりしているところがほとんどです。
明るさはハロゲンの3から6倍とも言われ、ヘッドライトが照らす範囲が大きく広がり、周りや遠くまで鮮明に見えるようになります。夜は視界が狭くなりそうですが、明るいと昼間のように安全を確保することができます。しかしこれは配光がちゃんとしている場合の話ですけどね。
あとホワイトのビームや少し青味がかった光のドレスアップを楽しめるのも特徴のひとつです。幅広い色温度の選択肢があり、バルブ交換によって簡単にケルビン数を変えられるので、車種と用途に合った光を選択できます。
一つ注意したいことは6000Kを超える青白い光は車検に通らないことがあり、雨などの視界の悪いときには遠くまで光が届かない特徴によって極端に暗くなってしまうことがあるので気をつけましょう。
もっと知りたい!HID編カー用品レビュー
「バラストについて HIDの質問・疑問Q&A[カー用品レビュー]001」
~安定制御機器~
高電圧を必要とするHIDのバーナーに電力を供給する制御機器。電圧を2万Vの高電圧まで昇圧させ安定した電力を供給する。
H.I.D(High Intensity Discharged lamp system)は、高輝度放電灯と訳される強烈な光を放つヘッドライトですが、発行する本体のバーナーは高電圧の電源を必要とします。
必要とされる電力は2万V(ボルト)という高電圧のため、自動車のバッテリーでは通常発生させることができません。オルタネータが発電しても12V~16V程度です。安定して高電圧を供給するには「バラスト」が必要になるのです。
バラストはいくつかの機能を持つ一体型の機器になっていて、バーナーを直接つなぐことで、高電圧の電気を安定して供給することができます。直流電流から交流電流を生成する逆変換回路(インバータ)の機能を持ち、12Vから約2万Vまで電圧を昇圧する昇圧器(イグナイター)の機能を持ち、制御する安定器(バラスト)の機能を持つ機器になっています。
その他にもHiとLowを切り替えるコントローラの機能も持っているものがあり、もともと別々で配線接続されていたものが一つのコンパクトな「バラスト」という機器になってバーナーに付属しています。
純正ハロゲンライトからHIDへ後付け変更する場合は、バーナーとバラストがセットになったコンバージョンキットを導入しなければなりません。ヘッドライトへの電力供給を一度バラストへ接続し、バーナーへ付属の配線で接続すればOKです。ハロゲンのかわりにバーナーをヘッドランプ内に収めれば簡単に変えることができます。
~安定制御機器~
高電圧を必要とするHIDのバーナーに電力を供給する制御機器。電圧を2万Vの高電圧まで昇圧させ安定した電力を供給する。
H.I.D(High Intensity Discharged lamp system)は、高輝度放電灯と訳される強烈な光を放つヘッドライトですが、発行する本体のバーナーは高電圧の電源を必要とします。
必要とされる電力は2万V(ボルト)という高電圧のため、自動車のバッテリーでは通常発生させることができません。オルタネータが発電しても12V~16V程度です。安定して高電圧を供給するには「バラスト」が必要になるのです。
バラストはいくつかの機能を持つ一体型の機器になっていて、バーナーを直接つなぐことで、高電圧の電気を安定して供給することができます。直流電流から交流電流を生成する逆変換回路(インバータ)の機能を持ち、12Vから約2万Vまで電圧を昇圧する昇圧器(イグナイター)の機能を持ち、制御する安定器(バラスト)の機能を持つ機器になっています。
その他にもHiとLowを切り替えるコントローラの機能も持っているものがあり、もともと別々で配線接続されていたものが一つのコンパクトな「バラスト」という機器になってバーナーに付属しています。
純正ハロゲンライトからHIDへ後付け変更する場合は、バーナーとバラストがセットになったコンバージョンキットを導入しなければなりません。ヘッドライトへの電力供給を一度バラストへ接続し、バーナーへ付属の配線で接続すればOKです。ハロゲンのかわりにバーナーをヘッドランプ内に収めれば簡単に変えることができます。